Visita della cantina ”Marisa Cuomo” ワイナリ マリーサ・クォーモ見学
ラベッロの近くにある、Frore(フローレ)という小さな村にあるワイナリ”マリーザ・クオモ”。海抜約400メートルの場所にあり、その高台からは、アマルフィ海岸が一望できる素晴らしいロケーション。だが、ワイン造りにはどうだろうか?
アマルフィ海岸、その傾斜の険しい土地に植えられたぶどうの苗木たち。岩場から顔を出している苗は、なんと、樹齢100年近い荘厳な苗だった。また、一区画づつが小さいため、機械が入らず作業は全て人力で行う。ペルゴラータと呼ばれる棚式栽培で、畑は海抜は、200m~550mの場所で栽培している。
白は、フェニーレ種というアウトクトニー(その土地の土着種)を使用している。
段々に連なり、海からの潮風が足元から吹き上げてくる畑。そんな畑の向こうには180度に広がる水平線が見渡せ、楽園のような絶景が広がる!。こんな景色を見ながら育つぶどうが、みんなを幸せにしてくれる。
●ワイナリの近代化に成功
急な傾斜で平地が少なく、足元からは海風が登ってくる険しい場所に猫のひたいほどの畑が、山の斜面に分散する。「トスカーナやピエモンテのように、何十ヘクタールにも及ぶ広大なブドウ畑じゃなく、斜面続きのこのアマルフィ海岸の中に、数箇所畑を作って、そこであえて、ワイン作りを真剣に挑戦してみたかった」とにっこり笑う、オーナーのアンドレさん。実際面積の半分は崖っぷちという厳しい状況で生産されている。
元々は地元のテーブルワインを作っていた奥様のご両親から受け継いだワイナリを近代化し、改良を重ねることによって、この土地のワインの価値を大きく引き上げた。
●マリーザクオモの顔とも言える白ワイン
「Costa d'Amalfi Furore Bianco Fior d'uva」だが、近年赤の「Costa d'Amalfi Furore Rosso Riserva」なども仕上がりが安定し、高い評価を得てきた。
畑が分散し、Ravello側の斜面で作られているものはCosta d'Amalfi Ravello Biancoと、Costa d'Amalfi Ravello Rosso、Frore側の畑で作られているものは、Costa d'Amalfi Furore Rossoや、Costa d'Amalfi Furore Biancoと、ワインの名前にどの場所で取れたががわかるように反映されてる。
カーヴはアマルフィ海岸の断崖をくり抜いて作られた洞窟(現在も拡張作業中)で、恵まれた天然の湿度を利用して熟成している。樽はフレンチオーク。
●Degustazione 試飲
ワイナリ見学のあとは、ワインの試飲はランチと共にミシュランガイドにも掲載されているフローレのローカルレストランで行います。
お好みのお食事のコースに合わせて、マリーザ・クオモの卓越したワインを楽しみながら、海抜400Mの高台を駆け抜けるアマルフィの風にあたって、楽しい時間が過ごせる。メニューもベジタリアン向けなど嗜好に合わせていくつかあり、マリーサクオモのワインとも相性抜群だ。
※9月末日以降~一定期間はVendemmia(ぶどうの収穫)のためワイナリ見学はできません。
●専用車で行く、マリーサ・クオォーモのワイナリ見学
こちらのプライベートツアーは、ナポリ・アマルフィ海岸発着となります。ナポリ~ワイナリ見学~アマルフィ海岸のホテルチェックインも可能です(逆も可能)。
※9月末~3月末までは行っておりません
※ワイナリとレストランでの試飲+試食がセットになっており、ワイナリのみの見学はできません
※すべて完全予約制となります