L'elenco delle pizzerie ナポリピッツェリアリスト

ナポリ旅行の楽しみの一つは、本場ナポリでピッツァを食べること!そう、今日、世界中で愛される食べ物の一つ、ピッツァ。ナポリはピッツァ発祥の地として世界的に有名で、ピッツェリア(ピッツァの専門店)の数が多く、ナポリっ子には町のあちこちで昼に、夜に食べられているソウルフード。
小麦粉に水、酵母で発酵させた生地の上にトマトソースやモッツアレッラチーズ、バジリコ、オイルをかけた至ってシンプルなマルゲリータピッツァは、1780年から今もこの街で生き続ける魂なのだ。
そんなナポリの街には星の数ほどピッツェリアがあり、ご近所同士でしのぎを削っている。特に、昔ながらの老舗店が軒を連ねるスパッカナポリ地区のVia Tribunaliやその付近、また、ミシュランガイドにも掲載されるようになった、材料にこだわりを持ち、個性を出した店が市内に進出しはじめ、ナポリっ子の関心を集め始めている。
個人的趣味な編集の下記リストはあまり治安の良くない場所も含まれるので、個人の責任でお訪ねください。

ナポリ中央駅から徒歩10分。食事時間になると、あっという間に満席に。店内は狭いがピッツァ釜がなんと2つあるので回転は早い。見た目にも、しっかりとした焼き具合と適切な生地の発酵時間がすぐわかるどっしりとした完璧さ。お勧めはクラシックなマルゲリータピッツァ。チーズの量がフツウのお店よりちょっと多いせいか?、ちょっとコッテリした感と若干塩味キツメ。ランチタイムは店外のテイクアウトコーナーもお勧め。各種ピッツア、揚げ物1Euro~

1901年創業と歴史が長く、ど下町の庶民のピッツェリアだったが、ソフィアローレンの映画Oro di Napoliの撮影に使われて知られる様になった。近年は味が評判を呼びミラノに出店したり、ミシュランに載ったりとかなり人気の店にのし上がった。外は順番を待つ人でごった返し、地元っ子にも大人気。治安上夜はかなり注意が必要。
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老舗ピッツェリアが並ぶ激戦地区Via Tribunaliの始まりにある。21人の大家族Sorbillo家は全員ピッツァに携わっている。薄めの生地でさっぱりしているのが特徴。伝統のマルゲリータピザの他にもナポリの下町に古くから伝わる、リピエノフリット(ソルビッロという、店の名前でメニューに載っている)があり、リコッタチーズ、プロシュットなどが入ったボリューム満天のピザ。2012年、ルンゴマーレ(海沿いの遊歩道)のPiazzaVittoriaに2号店もオープン。Toledo通りにには、ZI catarinaの揚げピザ専門店もあり。

正直、治安のかなり悪い地域にある。なのでどうしても行く場合は念頭に置くべき。店はいつも賑わっている。伝統的なメニューと揚げ物に力を入れていて、特に、カメリエーレと呼ばれる給仕担当のスタッフが、他店にはなく、オーダ時など、丁寧に説明してくれ、店の意気込みを感じる。味的には、昔ながらの美味しいピッツァを丁寧に作っている。
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全てがオーナーEnzo Coccia氏の思い入を感じる。高いレベルの食材の仕入れで一度食べたら、あのさっぱりした食感のピッツアは忘れない。特にふんわりデリケートな生地が最高。そして、Pizzaに合う、選りすぐりのビールのみ厳選して提供。こちらも待つこと必至の人気店。残念ながら現在、夜のみ営業。オープンの19:30目指して、スタートダッシュ!
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ナポリの一等地、海沿いの遊歩道ルンゴマーレに数年前にオープン。ピッツァ専門店ではないが、大概のお客がピッツァを目当てにやってくる。ナポリでは有名なピッツァ職人のAlfredo Forgione(アルフレード・フォルリオーネ)が迎えてくれる。奇抜なファッションながらもイタリア政府の騎士号をもつ紳士。彼がいる時間帯は間違いなくきめ細かい昔ながらの伝統的なピッツァが味わえるはず。

「Pizzaはそもそも庶民の食物。その上に、魚介や高級食材が乗せるのは邪道」と、店のオーナーが創業時からの哲学を貫く。Eat Pray Loveの作家がそれに感銘し、2009年10月に映画撮影のため、ジュリアロバーツも訪れた! 実際、ダ・ミケーレには伝統的なマルゲリータと、シンプルな味のマリナーラの2種類のみ。有名店なのでランチは12:30~、ディナーは20:00~頃からが混雑。人数をレジの人に申請し、番号札をもらう仕組みになっている。番号の呼び出しはイタリア語。

ダ・ミケーレの直ぐそばにある老舗店。コルソウンベルトを背にしたらミケーレの少し上になる。 ダ・ミケーレの順番待ちに耐え兼ねた人がふらっと、乗り換えていく店のように 扱われがちだが、ピッツアの味はなかなか。種類も豊富で値段も妥当。一階、二階、三階にそれぞれ釜があって、常にピザが焼かれ、まるでピッツアの大型工場のような雰囲気! 座席数が多し。
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Di Matteo ディ・マッテオ
創業1936年と歴史ある名店で今も庶民の胃袋を支え続けている。食事時には激しい順番待ちがあるかも?種類は豊富で、基本的には、ビアンカ(トマトソースの載っていないチーズ主体の白)、ロッソ(トマトソース入りの赤いピッツァ)にきのこ、ハムなど各種トッピングが乗っている。ピツッアのほかにも、フライ物もお勧めで、ライスコロッケ、パスタコロッケなど侮れない。また、1994年のナポリサミットの時、クリントン大統領がSP付きでピッツァを食べに来たことで、有名に!ピザ職人、サルヴァトーレさんの堅実な姿勢と、味に定評あり!

2014年の夏にオープンしたばかり。Pizzeria界の巨匠CiroSalvoがついにナポリの街中にオープンし、生地の軽さは他店にはなく、現代流の新しいムーブメントで昨年かなり話題を読んだ。トッピングに使う材料もかなりのこだわりを見せている。また、ビールも地ビールをラインナップに入れるなど、今までとはちがう新しい感じ。いつも混雑しているので開店直後を狙って行くとよい。
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1780年初代オーナー、Pietro Colicchioが開業。当時宮廷の豪華な料理に飽きていた女王マルゲリータがお料理コンクールを開催。トマトとチーズとバジリコのシンプルなピッツァが気に入った女王が職人にこのピッツアの名前を聞いたところ「名前はないので、マルゲリータ女王にちなんで、マルゲリータと名づけてよいでしょうか?」と聞き返したことから歴史は始まる。Brandiはマルゲリータ発祥の地としてすっかり有名な高級店になった。